2018.05.13 Sunday Rinsui blog
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森と川と海が育む有田川のアマゴ ”講演会とアマゴの健康診断”
昨日有田川町で開催されたシンポジウムに参加してきました。有田といえば
みかん処、その上流部の清水地区にあるあらぎ島は町のシンボルで日本棚田
百選に選ばれてます。そして現在支流から源流域に至るまで天然魚も守りな
がらの漁場管理や持続的な資源利活用等の実践にむけて漁協・釣り人・研究
者らによるプロジェクトが進んでいるようです。翌日のアマゴの健康診断で
は源流部の和歌山研究林でのアマゴ生息地見学・健康診断プロジェクトの説
明・健康診断の練習が行なわれ佐藤成史のフライフィッシングの実演もあり
ますが私は時間が取れず参加できず帰路に。
有田川流域に棲むアマゴたち、そこには天然・地付き・原種がはたして残って
いるのだろうか、これがいにしえから受け継いできた有田川のアマゴです!
なんてことになればねぇ..今後研究者の解析にも注目していきたいと思います。
フィッシングジャーナリスト 佐藤成史による日本の渓流釣りの現状と渓流漁
場の持続的管理への釣り人の関わりについて
神戸大学 佐藤拓哉 流域の環境が語るアマゴの未来
ー漁協、釣り人、研究者による渓流漁場管理の実践にむけてー
長谷川尚史(京都大学/和歌山研究林林長)
清水夏樹(京都大学)
前川正(有田川漁業組合長)
菊池直子(京都大学)
因みにフィッシングジャーナリスト佐藤成史との記念撮影です。
彼とは北里大水産学部の同期で学友であり渓流を釣り歩いた友である。
彼はフィッシングジャーナリストへ、私は彫刻の道へと。
電話やメールでのやりとりはあったとしても実際に会うことは瀬戸際の渓魚
出版記念パーティー以来の実に20年ぶり。まぁお互い元気でなによりです。
瀬戸際の渓魚たち 1998 つり人社
瀬戸際に追い込まれている日本原産の鮭鱒類の現状をフライフィッシングを
通して自らの足で渓を歩き探釣を重ねレポートした貴重な一冊である。
みなさん渓の声を聴きましょう!
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